こどもバディ
対象となるのは、「心の孤立のリスクがあるお子さん」です。たとえば、ひとり親家庭のお子さん、特別なケアが必要なお子さんのご兄弟かもしれませんし、何らかの理由で親子関係がぎくしゃくしているご家庭のお子さんかもしれません。学校に行かない選択をしているお子さん、発達障がいを持つお子さんも多く参加しています。保護者の方からメールで問い合わせをいただき、運営メンバーが保護者の方と面談を実施 ⇒ おとなバディの方とおつなぎという流れで進みます。
「親」でも「先生」でも「支援員」でもない、
役割や目的を一切持たない「おとなバディ」だからこそ、
そして、そんなおとなバディとこどもバディの
「ふたり」だからこそ築ける、
フラットで、細く長い関係性。
この活動を通じて、こどもも、おとなバディも、
もしかしたら保護者の方も、
いろんな感情を経験します。
さまざまな、喜びや学びを受けとることになります。
楽しいことばかりではないかもしれません。
でも、その関係性、そして築かれた濃い時間こそが、
子どもにとって、そしてかかわる大人にとっても、
心の居場所となり、時を経て、「私は、大丈夫」という感覚が、
心の中に育っていくと信じています。
その心の居場所が、
子どもが大人になる過程で何か困ったことがあったときの
支えとなるかもしれない。
築かれた関係性によって、おとなバディが、
人生を通して頼れる大人のひとりになるかもしれない。
オランダでは、このようなバディプログラムが40年前から続き、
社会のセーフティネットとして、しっかりと機能しています。
心の孤立の問題が大きな社会課題となる日本でも、
保護者の方だけが子育てを頑張るのではなく、
多くの大人がかかわり、登場人物みんなが力を抜いて、
優しい気持ちになれる社会のありかたを見たいと思い、
この活動を立ち上げました。
We are Buddiesの活動を通じて、
わたしたちは、
未来への種まきをしています。
参加方法やプログラムのしくみを
ご紹介します
バディズとなったふたりは、月に2回程度、数時間、まず1年間、共に時間を過ごします。子どもの対象年齢は、5~18歳。過ごす場所は、毎回ふたりで決めます。公園、動物園、カフェなど、密室でないパブリックな場であれば、どこでも良いです。参加費は無料で、1年間は、遊ぶときに使う活動費の支給・保険の加入などのサポートがあります。
対象となるのは、「心の孤立のリスクがあるお子さん」です。たとえば、ひとり親家庭のお子さん、特別なケアが必要なお子さんのご兄弟かもしれませんし、何らかの理由で親子関係がぎくしゃくしているご家庭のお子さんかもしれません。学校に行かない選択をしているお子さん、発達障がいを持つお子さんも多く参加しています。保護者の方からメールで問い合わせをいただき、運営メンバーが保護者の方と面談を実施 ⇒ おとなバディの方とおつなぎという流れで進みます。
おとなバディは、紹介制です。繰り返し面談をし、決まっていきます。相手がどんなお子さんであっても1年以上コミットするという強い気持ちをもつ方のみにご参加いただいているので、信頼できるメンバーたちです。
参加者と直接かかわるメンバーのことを、「コーディネーター」と呼んでいます。こどもバディ・保護者の方とおとなバディのマッチング、マッチング後の信頼関係構築サポート、参加者同士のつながりづくりなどを担います。
参加するみなさんにいいことがあるのが、このプログラムの特徴です。子どもにとっては、信頼できる身近な大人ができ、保護者の方にとっては、子どもの成長を共に見守る仲間が増えます。また、おとなバディにとっては、子どもと深くかかわる中で、自分とまったく属性の異なる存在とフラットな信頼関係を築くということが、貴重な経験となります。
現在、3つのエリアで活動を行っています。
バディプログラムに関するご相談は、
info@wearebuddies.netまでお問い合わせください。
いずれのエリアの活動についても、 広報協力・運営ボランティア・こどもバディは
常時募集しています。メールでお問い合わせください。
We are Buddies は、東京で始まりました。バディズの組数も最も多く、軸となる活動エリアです。神奈川県、千葉県など近郊にお住まいの方でも参加いただける場合があります。
noteinstagramX(twitter)コーディネーター
コーディネーター
名称 | 一般社団法人We are Buddies |
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本部 | 〒150-0001東京都渋谷区神宮前6丁目23番4号桑野ビル2階 |
設立 | 2020年3月9日 |
役員 | 代表理事 加藤愛梨 理事 神薗まちこ 理事 森本佑紀 |
活動内容 | 東京・群馬・千葉県市原市でのバディプログラムの運営、 各地でのバディ文化の普及・啓蒙活動 |
代表理事 / Founder
保護者だけが子どもの成長プロセスにかかわり、生き辛さを抱え、そのしわ寄せが子どもに行ってしまう世の中の状況に疑問を持ち、当プロジェクトを発起。子どもの心が健やかに育まれる社会をつくるため、社会全体で子どもを見守る在り方を模索中。
理事 / 渋谷区議会議員・無所属
「渋谷で子どもも大人も育ちあうまち」をつくるため、2019年5月に渋谷区議会議員となる。前キャリアは、教育事業を行うベネッセコーポレーションで全国4,500校の学校支援や、ソフトバンクや鉄緑会などのパートナーとの新規事業の立ち上げに従事。現在は、0-3歳の子育て世帯向けの支援「渋谷papamamaマルシェ」、「渋谷をつなげる30人」、「拡張家族cift」、「Atyla」core crew、子どもテーブル「みんなの食卓」など、議会の活動のみならず、渋谷をフィールドに子育て世帯と地域をつなげる活動を拡大中。小学生の母でもある。
理事 / tanQ株式会社 代表
神戸大学経営学部卒。広告会社勤務の後、2014年tanQ株式会社を創業。全国を回り、毎年1,000組以上の親子たちに、伝道師”モリソン”として、遊びを学びに変える”tanQ”を届けている。
ふたりで映画に行ったり、コロナ禍ではオンラインを活用して遊んだり。小さな双子がいる賑やかなご家庭で、ナオコさんがユウちゃんの家でごはんを食べて帰ることもあるそうです。
保護者2名/2歳男子、2歳女子/7歳女子(バディ参加)
私は大学生なのですが、子どもと接する機会がほとんどなく、ユウちゃんと過ごす時間がとても新鮮で、楽しいです。お喋りな日もあれば、元気がなく言葉数が少ない日もありますが、どんな状態の時も寄り添うようにしています。
出会って2年以上が経つふたり。ユウダイさんに子どもができてからも、たまに赤ちゃんもアキラくんの保護者の方もみんなで集まって、アキラくんとユウダイさんが過ごせる時間をつくったりしています。今でも会うとひたすらキャッチボールをし続けるふたり。
保護者1名/7歳女子/9歳男子(バディ参加)
ボール投げやサッカーを一緒に楽しんでくれるお相手がほしいなぁと思って参加しました。実際そういう遊びも楽しそうなのですが、二人が会話している様子は友達同士みたいな雰囲気で「ステキな仲間関係」だなと感じます。ユウダイさんは「自分が子どものときに、いろんな大人がいることをもっと知りたかった」という気持ちがあったのでバディに参加したとききました。私も同じことを考えていたので、この活動はきっと面白いものになる!と感じました。豊かな人間関係を経験して豊かな大人になってほしいです。
普段は会社員として働いていますが、この活動を通して社会とつながりをもち、また貢献できることのありがたさを日々感じています。アキラくんとは遊びを通して彼の成長や一挙手一投足を見守りながらも、小学生と大人という立場に依拠しないフラットな関係性を築きながら、この活動を楽しませてもらっています。
We are Buddies は、個人/企業のみなさんからの寄付・協賛・助成金で成り立っています。サービス提供者・受給者と世界を隔てたくない想いから、参加費は無料にしました。マンスリーサポーターとして、一緒にこの活動を支えませんか?
毎月の寄付で継続的に活動をサポートいただけます。マンスリーサポーターになっていただくと、活動を支える仲間として、活動についてより深く知る(・かかわる)きっかけを提供いたします。
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定額・連続ではない、その都度、自由な金額でのご寄付もありがたくお受けしております。
三井住友銀行
渋谷駅前支店
普通 5226828
一般社団法人We are Buddies
サポートいただける法人様も歓迎しております。
興味のある方はこちらよりお問い合わせください。
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四半期に一度程度、活動レポートをメールでお送りいたします
We are Buddies 主催のイベントや、サポーターの方へのおすすめのイベントを、メールやFacebookグループにてご案内します。
様々な形の協業パートナーのみなさま
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保護者の方から
2人が信頼関係を築いていっている姿に、可能性を感じます。幼い双子が生まれてから、十分気にかけられていない気持ちがあったのですが、今、娘がナオコさんと話す時間を楽しみにしている様子が、とてもステキです。